TikTokを見ていると、フォローしていないアカウントの動画も「おすすめ」に次々と流れてきます。投稿する側にとっては、この「おすすめ」がフォロワー以外に動画を見つけてもらい、再生が広がるきっかけになります。
ところが今回、時間が経っても再生回数がほとんど増えない投稿がありました。
その低再生、人気だけが原因ですか?
TikTokでは、投稿によって再生数に差が出ます。伸びない投稿があっても、最初は動画の内容や投稿時間、タグなどに原因があると考えるのが自然です。
ただ、今回の投稿はほかの投稿と動き方が違いました。同じアカウントのほかの投稿は公開から数日が経っても少しずつ再生されていましたが、この投稿だけは極端に低い水準で止まり時間が経ってもほとんど変わりませんでした。
こういったときは、動画の内容や投稿時間を見直す前に、まずインサイトを確認しましょう。今回の投稿では、インサイトの詳細に「おすすめ」フィードの対象外となり、検索結果での表示も制限されていると表示されていました。

低再生でも制限表示のない投稿はあります。今回「おすすめ対象外」と判断できたのは、再生数ではなくこの表示があったからです。
削除より気づきにくい「おすすめ対象外」
おすすめ対象外が厄介なのは、投稿が消えるわけではないことです。
プロフィールの投稿一覧には残り、そこから動画を開くこともできます。今回も制限を知らせる個別通知は届かなかったため、投稿画面だけを見ていれば、制限されているとは気づけない状態でした。
しかし、投稿が残っているから影響が小さいとは限りません。
同じアカウントで再生が伸びていた別の投稿では、再生の9割以上がおすすめ経由で、フォロー中からの流入はごくわずかでした。

僕はTikTokでは「おすすめ」が再生を支える主要な経路になっていると考えています。おすすめの対象外になれば、投稿自体は見られる状態でも、再生の伸びに大きく影響します。
このように投稿が制限された場合は、インサイトの詳細画面に表示されている「異議申し立て」ボタンから、制限の判断に対する異議申し立てを行えます。
今回の投稿は、異議申し立てを行ってから約5分で制限が解除されました。

ただし制限が解除されたからといっておすすめ配信が再開され、再生数が再び伸びるとは限りません。
本編で触れている内容
本編では制限解除後の再生推移を追いながら、心当たりのない「おすすめ対象外」に対してなぜ早めの異議申し立てが重要なのかを掘り下げています。























