ツイッターアカウント凍結とセットで覚えておきたいツイッター異議申し立て(凍結解除申請)。最新の手法と返信の状況について解説させていただきます。
ツイッターの異議申し立て(凍結解除申請)とは
ツイッターの異議申し立て(凍結解除申請)とはツイッターアカウントが何らかの理由で「アカウントロック」もしくは「アカウント凍結」、「シャドウバン」などになったときに、その対応に対して、Twitter社に異議申し立てられる仕組みとなります。
異議というと、堅苦しく聞こえますが、僕は凍結解除申請と呼ぶことが多く、どちらかといえば、「これこれこうだから、アカウントの状態を解除してください」というお願いに近いと感じております。
異議申し立て(凍結解除申請)のイメージはアカウント凍結を解除してもらうというイメージが強いかもしれませんが、アカウントが異常な状態にある場合に利用できるシステムと考えてください。主にアカウント凍結解除に利用しますが、アカウントロックや困ったときに利用できるツイッターのサポートセンターのようなものです。
異議申し立て(凍結解除申請)を利用するうえで知っておいてほしいこと
異議申し立て(凍結解除申請)に関して知ってほしいことの一つとして、対応は人間(手作業)がやっているという事です。
アカウントロックやアカウント凍結は機械的に行われていますが、それを解除するツイッター異議申し立て(凍結解除申請)に関しては、異議申し立て(凍結解除申請)があったアカウントの状況をサポートセンターの人が一つ一つ手作業で審査を行っています。
なぜそれがわかったかというと、異議申し立て(凍結解除申請)を送るタイミングや回数、文章などで、解除率が変わりますし、異議申し立て(凍結解除申請)のページに以下の表示が出たのが一番の納得ポイントでした。
現在、サポートチームによる確認と返信に時間を要しておりますが、問題と思われる事例はすべてご報告いただくことをおすすめします。
この表示は明らかに人力でやっているとわかる表現です。
異議申し立て(凍結解除申請)を行う際は、相手が人間(手作業)であることを理解したうえで、対応を行っていくことを心がけてください。
ツイッターアカウント凍結と凍結祭りの違いについて
異議申し立て(凍結解除申請)はアカウント凍結時に利用することが多いですが、アカウント凍結のされ方にも種類がある事を理解しておいてほしいです。これは、僕をはじめ、多くのツイッターアフィリエイターと同じ認識だと思っていますが、「アカウント凍結」と「アカウント凍結祭り」は別物です。
- アカウント凍結:単体のアカウントが何らかのルール違反でアカウント凍結した際の呼び方
- アカウント凍結祭り:一般のツイッター利用者を含む、大規模なアカウント凍結が一斉に行われた際の呼び方
呼び方より重要なのは、アカウント凍結か凍結祭りかによって、異議申し立て(凍結解除申請)の解除率が変わることです。
- アカウント凍結:異議申し立て(凍結解除申請)による凍結解除率は低い
- アカウント凍結祭り:異議申し立て(凍結解除申請)による凍結解除率は高い
というのも、アカウント凍結に関しては、明確なルール違反やアカウント単体でのアカウント凍結になるため、明確な理由があり、アカウント凍結になっているため、異議申し立て(凍結解除申請)を行ったところで、帰ってこないケースが多いです。
逆に凍結祭りに関しては、あいまいなジャッジで大量のアカウントに大まかにアカウント凍結を行うため、異議申し立て(凍結解除申請)によって、アカウント凍結を解除してもらえるケースが多いです。ある意味僕は利用していないアカウントをチェックするために行っているのではないかと思っているくらいです。
凍結祭りは異議申し立て(凍結解除申請)にてアカウントが戻ってくるケースが多いのは多いのですが、異議申し立て(凍結解除申請)を行う際に注意しなければならないことがあります。それは異議申し立て(凍結解除申請)を行うタイミングになります。次項にて詳しく紹介します。
ツイッター異議申し立て(凍結解除申請)をするタイミングとは
「アカウント凍結」と「アカウント凍結祭り」とで少しだけ考え方が違うので、場合分けして紹介していきます。
「アカウント凍結時」の異議申し立てのタイミング
- 1回目:アカウント凍結後、いつでもOK
- 2回目:1回目の申請後、10日間以上あけてから行う
- 3回目:2回目の申請後、10日間以上あけてから行う
1回目で無理だった場合でも、2回、3回と送ることに意味があります。これは前項で述べたように異議申し立て(凍結解除申請)を審査する人が変わる可能性があり、その人によって、解除される可能性が変化するからです。
申請するたび、10日間以上空けるのは、「担当が変わっている可能性がある」という部分です。これは、過去の実績からもわかるのですが、最低3日以上あけるのですが、半年以上凍結していたアカウントを半年ぶりに異議申し立て(凍結解除申請)を行った時に解除されたことがあります。期間を開ければ開けるほど、異議申し立て(凍結解除申請)を審査する人が変わることは間違いありません。この影響が強いと思っています。
また、直近で8日間かかって返信が来たという事例もあります。
4回目以降の異議申し立て(凍結解除申請)も効果がないとは言えませんが、連続で4回行うよりは、3回目で失敗した場合は1カ月以上あけて、4回目を行うなどをしてみてもよいかもしれません。
「凍結祭り時」の異議申し立てのタイミング
- 初回:アカウント凍結祭りが収まってから、行い、5~10アカウントのみ試してみる
- 11アカウント以降:初回の5~10アカウントの解除率によって申請するかしないかを判断
- 回数に関して:「アカウント凍結時」のやり方と同様
凍結祭り時の異議申し立て(凍結解除申請)のポイントは凍結祭りはある一定のルールにて、大まかにアカウント凍結され、凍結祭りによっては、凍結が解除されやすいか、解除されないのかというのがあります。まずはこの解除率を判断することが必要となります。
まず、凍結祭りが落ち着くのを待ちます。凍結祭りを観測してから約半日~1日で凍結祭りは落ち着きます。
凍結祭りでは、所持している多くのアカウントが被害を受けると思います。異議申し立て(凍結解除申請)に関しては1アカウントにつき2分~3分の作業時間がかかるかと思います。100アカウント所持していたら、300分(5時間)かかる作業になってしまい、リソースをかなりさいてしまうことになります。この凍結祭りが解除されやすいものなのか、無理なものなのかを判断するためにも、所持しているアカウントの中でも復活してほしいアカウント(フォロワーが多いアカウント)を10個だけ異議申し立て(凍結解除申請)を行います。
その結果の10件中、何件が解除されたかを確認して、その他90アカウントの異議申し立て(凍結解除申請)を行うと、効率よく時間を使うことができます。
ツイッター異議申し立て(凍結解除申請)の最新手法とは
異議申し立て(凍結解除申請)のあれこれがわかったところで、実際の異議申し立て(凍結解除申請)の方法をここでおさらいしておきましょう。
①アカウント凍結しているアカウントでツイッターにログイン
凍結しているアカウントでツイッターにログインしてください。ログインしている状態でないと、下記フェーズには進めません。
②異議申し立て(凍結解除申請)のページへアクセス
凍結しているアカウントでツイッターにログインしている状態で下記の異議申し立て(凍結解除申請)のページへアクセスしてください
異議申し立て(凍結解除申請)の情報入力
異議申し立て(凍結解除申請)にて最大のポイントです一つ一つ解説していきます。
※ちなみにこちらはどれを選んでもそこまで影響はありません。
ここでは「ある程度の文字数」、「しっかりとした理由」を記載する必要があります。ここでは一例を紹介しますが、同様の文章を利用しすぎると申請が通らなくなります。これは前項で述べているように人と人とのコミュニケーションであるためです
適当な文字列にせず、日本人の名前らしい名前を入力してください
ここはすでに入力されているかと思います。
異議申し立て専用のメールアドレスを用意することが良しとされていましたが、アカウントに紐づいているメールアドレスを記入したほうが解除率、返信率が高いことがわかりました。可能であれば、設定しているメールアドレスをご利用ください
未入力で問題ありません
上記を入力し、送信してみてください。
忘れてはいけないのが、自動返答メールに対する返信
上記のように送信すると、入力したメールアドレスに、早いと送信してから5秒、遅くても5分以内にTwitterからメールが到着
そのメールに返信をすることで異議申し立て(凍結解除申請)が完了になります。
なお、ここで返信する内容も「問題の詳細」と同じようなノウハウが必要になり、人間が見ているのでオリジナル性あふれる、ある程度の文字量が必要となります。
異議申し立て(凍結解除申請)が完了、Twitterからの返事を待ち
メールへの返信が終わると、早くて数時間後、遅くて2日~3日後にTwitterから返事がきます。そこで初めて、凍結が解除されることになります。
- 凍結が解除された連絡がきた場合 → アカウントは復活します。
- 凍結が解除されない連絡が来た場合 → 再度、数日を置いて、申請してみましょう。見る人が違えば、解除される可能性があります。
- 3日たっても返事が来ない場合 → 再度申請をしてみましょう。
ツイッター異議申し立て(凍結解除申請)の返信について
2021年1月13日に久しぶりに異議申し立て(凍結解除申請)が成功したケースを確認しました
異議申し立て(凍結解除申請)のページの表示「現在、サポートチームによる確認と返信に時間を要しておりますが、問題と思われる事例はすべてご報告いただくことをおすすめします。」は嘘ではないにしても、審査する基準が大きく変わった可能性があります。