前澤社長の『100万円お年玉キャンペーン』からツイッターにてRTキャンペーンというものが流行りだしました。それに伴い、RTキャンペーンを利用してフォロワーを稼ごうとする方がツイッターに進出してきております。
そんな『〇〇するから✖✖してよ』という手法がTwitterアフィリエイトでも流行っており、注意しなければ報酬没収などになりえるので今回記事を書かせていただきます。
インセンティブ訴求とは
簡単に言うと『もので釣る』というものがインセンティブ訴求です。具体例を挙げてみると
何かをあげるから(インセンティブ)何かをしてよ(訴求)というのがインセンティブ訴求となります。
インセンティブとは立派なマーケティングの手法の一つです。実際に僕たちの周りでも使われていることがあります。
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ではなぜ、Twitterアフィリエイトではこのインセンティブ訴求で報酬が没収されてしまったりするのでしょうか。
Twitterアフィリエイトでのインセンティブ訴求
インセンティブ訴求をTwitterアフィリエイトに落とし込んで考えてみましょう。
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そもそもインセンティブ訴求はユーザーを獲得することにのみ特化しており、そのユーザーがその後、どうするかなどは全く考えられていない状況で「誰でもいいから集めてきました」という状況です。
このTwitterアフィリエイトにおけるインセンティブ訴求で問題となるのは「成果地点」と「信頼問題」となります。
Twitterアフィリエイトでのインセンティブ訴求は禁止
そもそもASPでのインセンティブ訴求は禁止となっています。それは『広告主』にメリットがない集客となってしまうからです。
アフィリエイトの仕組みとして以下のようになってます。
●広告主:商品やサービスを売りたい人
例えば今回、広告主がダウンロードが無料のアプリ内課金のゲームを売る人だったとしましょう。ASP側には「成果地点」として「ゲームダウンロード」として設定し、1ダウンロード200円とします。アフィリエイターは成果地点を理解し、「よし、とにかくゲームをダウンロードさせよう」という事になります。
アフィリエイターは『100円あげるから、ダウンロードだけしてくれ』というインセンティブ訴求で集客したとします。インセンティブ訴求ですから、100円が欲しい人はダウンロードします。結果として、1万ダウンロードという成果があったとします。アフィリエイターとしては1万ダウンロード×200円という報酬になります。
ASP側はダウンロード数を計測出来ますので、1万ダウンロードの結果を広告主に報告します。ここで広告主は、1万ダウンロードはされているものの、ダウンロードだけされており、実際にプレイしている人が数人である事がわかります。広告主にとってみれば、ダウンロードだけしてほしいのではなく、ゲームをプレイしてもらい、その中でお金を使ってもらって初めて意味があるにもかかわらず、1万ダウンロードされていて、プレイが数人という事であれば、ASP側に文句が言いたくなります。
そのためASP側では「インセンティブ訴求」は禁止としています。
「成果地点」だけをイメージするのではなく、アフィリエイトの本質をとらえ、広告主に利益をもたらすような取り組むことがアフィリエイトの真の姿です。
訴求内容によって「だまされた!」とユーザーが思うような取り組みをされる方は、結局、ユーザーから信用もそうですし、ASPからの信用も得られません。一時しのぎのような方法ではなく、アフィリエイトとは何なのかという本質を考え、訴求していくことが良いと考えます。
TwitterアフィリエイトとASPとの関係
前項のようにアフィリエイトとしては当たり前レベルの「インセンティブ訴求の禁止」を理解していないアフィリエイターが増えることで、ASP側との関係が悪くなります。
これはアフィリエイター全体の問題になりえるので、注意しなければいけません。
まずは、しっかりとアフィリエイトを事を理解し、実績を積み上げていくことが大事です。
アフィリエイトは広告主にも顧客側にもクリーンであるべきと考えます。本来はWINWINのはずなのに、アフィリエイトに嫌なイメージがあるのもこのインセン訴求のようなダーク内容はアフィリエイト全体のイメージにも関わってきますので皆さんで意識して、アフィリエイトを良いイメージに変えていけたらと思います。