ツイッターの仕様変更「URL付きツイートが表示されない」件について

8/27(木)に「Twitter仕様変更」がツイッターのトレンドに上がるほど、話題になったツイッターの仕様変更について、巷では「URL付きツイートが表示されない/されにくくになる」といった情報も飛び交っていました。

真偽も含めて、実際どのような事なのかをご説明いたします。

実際に8/27(木)にツイッターの仕様変更はあった

Twitterを利用されている方は気づいているかと思いますが、実際に8/27に仕様変更はありました。ただ、目に見える変化は以下の画像のように「ツイートを送信しました」と表示されるものでした。

ではなぜ、「URL付きツイートが表示されない/されにくくになる」といった情報が飛び交うようになったのでしょうか。

ツイッターのヘルプセンターに更新があった

2020年7月にツイッターヘルプセンターの「リンクをブロックするための取り組み」に更新がありました。

概要
2020年7月

Twitterでは、Twitterの外部コンテンツへのリンクの拡散を制限または防止するための措置を取る場合があります。そうした措置は、該当するリンクがクリックされた際に警告を表示するか、リンクをブロックしてツイートできないようにするという形で行われます。

Twitterでは、以下のカテゴリーに該当するリンクの拡散を制限するための措置を取る場合があります。

●個人情報を盗む、または電子端末に障害を与える恐れがある悪意のあるリンク。これには以下の内容が該当します。
　・マルウェアを含むリンク、またはマルウェアに誘導するリンク
　・フィッシングサイトへのリンク
●利用者を誘導する、または利用を妨害するスパムのリンク。これには以下の内容が該当します。
　・利用者を予期せぬ転送先へと誘導する、悪意のあるリダイレクトリンク
　・既知のプラットフォーム悪用キャンペーンと関連性のあるリンク
　・ウェブサイトのコンテンツについて、利用者を欺いたり惑わしたりするために主に使用されるリンク短縮
　・その他の誤解を招くまたは虚偽的なリンク（悪意のあるアフィリエイトリンク、クリックジャッキングリンクなど）

引用：ツイッターヘルプセンター「リンクをブロックするための取り組み」

上記の記載の中でも以下の部分

Twitterでは、Twitterの外部コンテンツへのリンクの拡散を制限または防止するための措置を取る場合があります。そうした措置は、該当するリンクがクリックされた際に警告を表示するか、リンクをブロックしてツイートできないようにするという形で行われます。

こちらの部分が今回の「URL付きツイートが表示されない/されにくくになる」という情報が飛び交う原因になったといえます。

真偽を確かめるために、実際にツイートしてみた

通常ツイートとリンク付きツイートがどれくらい表示されなくなるのかという事を調べるために下記ツイートをしてみました

Twitterの仕様変更で、URL付きツイートが表示されにくくなると聞いたんですけど、このツイート見れてる人はぜひいいねください（もともといいねは少ない）#ブログ初心者 #ブログ仲間と繋がりたい https://t.co/udolPBDQuk

— 電子くん➔ﾂｲｯﾀｰｱﾌｨﾘｴｲﾄ推進委員会 (@mkt_denshi) August 27, 2020

通常ツイートと比べ、URL付きツイートのインプレッションがどのように変化するかを調べました。ほぼ同じ文章、同じハッシュタグで、リンク付き、リンクなしでつぶやきましたが、インプレッションが大幅に変化することはありませんでした。
※むしろリンク付きツイートのほうがインプレッションが1.5倍ほどの数値でした。

実験は1ツイートでしかやってないので、たまたまの可能性もありますが、「URL付きツイートが表示されない/されにくくになる」というのは否定できたのではないかと思います。