Twitterは広告収入を補うために、サブスクリプションサービスやその他の有料機能を追加していることを検討しているという。
Twitterトレンドにも「tweetdeckアプリの有料化」が上がっていた。今回はこのTwitter社の有料機能についての情報をまとめていこうと思います。
deck有料化ってtrendにあったからちょっと調べてみたら、TwitterがTweetDeckの有料化や「チップ」機能の導入を検討してるっぽい。「チップ」っていうのはあの海外ではサービスをしてくれた人に渡してる「チップ」。フォロワーに対して独占的にコンテンツを配信し、「チップ」を受け入れる機能らしい。
— 電子くん | ツイッターアフィリエイトで100万達成 (@mkt_denshi) February 9, 2021
なお、YouTubeチャンネルにて聞き流しを行うこともできますのでお忙しい方はこちらからどうぞ。
Twitter社が有料機能に興味があった事は予見されていた
実は、2020年の夏ごろに、「Twitterのどのようなオプションならお金を払うか」というアンケートが実施されているのはご存じでしょうか
😮 Here’s a list of features Twitter may be considering for its paid / subscription service
Which would you be willing to pay for? pic.twitter.com/w8vYumrpx3
— Matt Navarra (@MattNavarra) July 31, 2020
さらにこの頃、Twitterは投資家たちに対して、売上を増加させ、さらに良い経営を行うためにサブスクリプション方式の課金を検討していることを明らかにしています。
ここのポイントとしてはサブスクリプションと明言していることだ。
さらに、上記アンケートでどのような有料機能があげられたかといえば以下となる
- ツイート編集機能(※送信取り消し機能)
- 色指定機能
- 動画時間、高品質なメディア(動画や画像)のツイート機能
- プロフィールのバッジ機能
- 自動応答機能
- ソーシャルリスニング機能
- ブランドのアンケート機能
Twitter社が検討している有料機能を一つ一つ解説
Twitter社がアンケートで選択肢として用意したのは以下の項目です。こちらについて、ひとつずつ、機能の詳細を説明していきます。
- ツイート編集機能(※送信取り消し機能)
- 色指定機能
- 動画時間、高品質なメディア(動画や画像)のツイート機能
- プロフィールのバッジ機能
- 自動応答機能
- ソーシャルリスニング機能
- ブランドのアンケート機能
Undo Send(送信取り消し)機能
個人的に気になるのは『30秒以内なら、そのツイートを誰も見る前に取り消せる』というところで、30秒間、インプレッションが0になるという事か。つまり、Twitterの特徴であった「今をつぶやく」という状況が30秒も遅れてしまっていいのだろうか。僕個人としては非常に注目している
Custom Colors(色指定)機能
Video Publishing(ビデオ投稿)機能
この課金機能を利用する人は増えるであろうと予測できる。
プロフィールのバッジ機能
ブログを運営している方や、企業のアカウント等はバッジをつけることで自身のサイトへの誘導率も上がるだろう。これは良い機能だと思う。
Auto responses(自動応答)機能
Social listening(ソーシャルリスニング)機能
Brand Surveys(ブランドのアンケート)機能
Twitter社が考える有料機能には上記のような機能があると考えられる。
Twitter有料機能を利用するには「サブスクリプション」課金となる可能性
既にTwitter社はこう明言している。
「我々は、サブスクリプションが補完する世界があると考えています。コマースが補完する世界があると考えています」
それと同時に、2020年に「サブスクリプションプラットフォームを構築する」チームを募集するTwitterの求人情報が、同社の公式サイトに掲載されている。
このことから予測するに、上記の有料機能を利用するにはサブスクリプション形式の課金をしなければいけないと考えられる。
サブスクリプションというのはすでにご存じの方も多いと思うが、「機能ごとに購入金額を支払うのではなく一定期間の利用権として定期的に料金を支払う方式」である。
一つの機能を利用するための課金ではなく、また、機能を利用し続けるためには、一定期間(たぶん毎月)毎に料金を支払わなければならないのだ。
TweetDeckアプリもサブスクリプション化すると報じられている
Twitterを利用している人なら知っているTweetDeckもサブスクリプション化されると報じられているが、Twitter社は新しいモデルの研究と実験を行っていることは認めているが、詳細は明らかになっていない。
Twitterトレンドにも上がるほどのニュースだったため、多くの人が注目している
Bloomberg(ブルームバーグ )(企業)が発表した記事
Twitter社が検討している「チップ機能」とは
Twitter社はサブスクリプションを検討している有料機能とは別にチップ機能も検討していると話している。
このチップ機能はTwitter社が買収したニュースレタープラットフォームのRevue(レビュー)のニュースレターというシステムを利用し、記事を有料化する(チップでお金を払う)可能性が高いと感じている。
ただ、まだTwitter社は詳しい情報を発表していないので、こちらはまだまだ分からないことである。
Twitter有料機能がTwitterアフィリエイトに及ぼす影響とは
今回のTwitter有料化(サブスクリプション)については、Twitterの信用度・信頼度の関係で大きく影響を及ぼすと考えています。
今回の有料機能をTwitterアフィリエイト的に利用するポイントは以下2点
- 有料機能利用アカウントが外から見ても認知できる
- 有料機能利用アカウントの強度・信用度・信頼度が高いと考えられる
まず1点目は簡単に言うと「このアカウント、有料機能を使ってるアカウントじゃん!」って外から見て分かるという事だ。
これはとても大きい。なぜなら、アカウントが課金されているという事は、「怪しいアカウントではない」と人間の心理が働くことだ。例えるなら、Twitterの初期アイコンの卵のアイコンより、ココナラ等で書かれたオリジナルアイコンのTwitterアカウントのほうが信頼できるのと一緒の心理です。
その反面、有料機能については基本的には企業・法人をターゲットにしている課金システムであると感じるため、企業がこぞって利用してくると考えられる。そういう意味では「課金アカウント=業者」だと感じられることも多く、Twitterアフィリエイトと的には効果が下がる可能性は否定できない。
2点目のほうが効果があると感じる。それは2021年のTwitterアフィリエイトの流行語大賞になるであろう「信用度・信頼度」問題に一役買うという事だ。
簡単に言うと、Twitter社も課金しているアカウントを容易く「アカウント凍結」や「シャドウバン」にはできないという事だ。もちろんTwitterルールを破れば制裁はうけるのが当たり前だが、細かいルール違反、特にシャドウバンの規制は課金アカウントのほうが緩くなると感じる。
現状、信用度・信頼度をあげるために電話番号やメールアドレス認証を終わらせることが必須なのだが、課金をする事で、そのあたりが一気にクリアになる可能性が高い。
有料機能が実装されたら、是非注目したいところ。
Twitter社が有料機能について最後に言いたい事
有料機能全体について、以下の事が言えると思う
- 有料機能利用は多分サブスクリプション形式で利用することになる
- 有料機能は基本的には企業や法人、有名人が利用する
- バッジ機能、長時間の動画の投稿機能など、どう考えても有料機能として強いものがある
- Twitterアフィリエイトには影響を及ぼす。ただ、どうなるかはわからない
いつもの仕様変更と違い、有料機能の追加は、Twitterのアップデートの中でも大きな変化になります。
そろそろ来るであろう新機能に備えて、Twitterアフィリエイトでどうやって利用しようかを検討しておくのが良いと思います。
想定通りにはならないかもしれませんが、想定しておくことで、動き出せることがあると思うので、今からマネタイズや運用方法を検討しておきます。