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Twitterの偽アカウントに認証済みバッジがついているのはなぜなのか

前澤社長のツイッターアカウントでは現在も毎日10人に10万円を配布するキャンペーンが実施されています。しかもその条件はアカウントのフォローやリツイートのみという簡単仕様になっています。

上記のようなアカウントは簡単にフォロワーを集められるため、前澤社長のような「フォローとRTで〇〇円配布中~」といったアカウントが増えてきています。また、自身を前澤社長のサブアカウントだと名乗るアカウントも増えてきました。そのような「偽アカウント」に騙されないために重要なのが「認証済みバッジ」がついているかついていないかで、本物か偽物かを判断することができます。認証済みバッジ
にもかかわらず、今回は「認証済みバッジ付きの偽アカウント」が登場しているという事態が発生しています。

なぜこのようなことが起きたのか、ツイッターアフィリエイトに与える影響を考えていきます。

なぜ認証済みバッジ付きの偽アカウントが登場したのか

これはあくまで僕の推測になりますが、答えは一つしかないと思っています。

「認証済みバッジ付きのアカウントを購入した」という方法です。

ツイッターアフィリエイトをやる上で、ツイッターアカウントを購入することがあるかと思いますが、認証済みバッジ付きのツイッターアカウントも購入することができます。

価格としては10万円程度でしょうか。僕は買ったことはないのですが、そのような情報がある事は知っています。

認証済みバッジ付きのツイッターアカウントはツイッターアカウント名やスクリーンネーム、その他画像を変更しても、認証済みバッジが外れることはありません。そのため、もうツイッター運用していない認証済みバッジ付きのツイッターアカウントを購入し、アカウント名、スクリーンネーム、プロフィール、アイコンやその他画像を全て書き換えることで「認証済みバッジ付きの偽アカウント」が誕生するのです。

認証済みバッジ付きの偽アカウントに対してのTwitter社の対策とは

Twitter社は「新規の認証済みアカウントのリクエスト」を取りやめています。
少し長いですが、Twitter社のブログで明言しているので、そちらを引用させていただきます。

ポリシーの構築

2021年に認証申し込みの再開を計画していますが、まず皆さんのフィードバックを得て認証に関わるポリシーを更新する必要があると考えます。このポリシーは将来の改善の基盤となります。認証の意味や資格、プロセスをより公正なものとするためにアカウントが認証を失うかもしれない理由などを定義します。

認証対象で注目に値するアカウントの主要な種類のいくつか、また具体的で透明性の高い資格基準をより明確に定義することを始めています。提案されたポリシーによって、ブルーの認証済みバッジは公益性のあるアカウントが本人のものであることを人々に知らせるものとなっています。認証済みバッジを受け取るには、当該アカウントが注目に値し、アクティブである必要があります。

ポリシーが定義した6種類のアカウントタイプは次のとおりです:

  • 政府
  • 企業、ブランドおよびNPOなどの組織
  • ニュース
  • エンターテイメント
  • スポーツ
  • 活動家、主催者、およびその他の影響力のある個人

ポリシー案に記載の上記基準の詳細な定義は、こちらをご覧ください。

また、運営の痕跡がないアカウントやプロフィールが不完全なアカウントの認証を自動的に削除する基準の提案や、Twitterルールを繰り返し違反していることが判明した特定の適格アカウントの認証を拒否または削除する根拠を追加しました。

新しいポリシーだけでは認証の問題は解決できず、この最初のポリシーが認証のすべてのケースを網羅しないことは理解していますが、これはTwitterの認証基準の透明性と公平さを高めるのに役立つ重要な最初の一歩です。この件の優先順位は再び高まっているのです。私たちは、このバージョンのポリシーを出発点と考えており、カテゴリーと認証基準を今後1年で大幅に拡充していくつもりです。

引用:Twitter公式ブログ

認証済みバッジについての意見を募集している

皆さんの意見を募集

こちらに認証済みバッジのポリシー案について英語、ヒンディー語、アラビア語、スペイン語、ポルトガル語、日本語による簡単なアンケート調査を用意いたしました。また、非政府組織やTwitter Trust & Safety協議会と連携することで、できるだけ多様な視点が反映されるようにしています。

私たちは利用者の方がフィードバックをツイートすることも奨励しています。ぜひハッシュタグ #VerificationFeedback をつけてツイートしてください。
フィードバック募集期間は、本日2020年11月24日から2020年12月8日(米国時間)までです。その時点で、このポリシーについての調査結果を検討するとともに、この新しいアプローチについてチームを組織します。Twitterは最終決定したポリシーを2020年12月17日に公開する予定です。                

私たちは、皆さんが信頼できる情報を見つけ、重要な意見を耳にし、発信者の身元を信頼できるようにすることで、オープンな会話の場を確立するべく最善を尽くします。このプロセスの参加にお時間をいただきありがとうございます。皆さんのご意見を伺うのを楽しみにしています。

引用:Twitter公式ブログ

12月17日にポリシーを公開する予定と明言しているので、12/17の動向は注目していきたいところです。

また、ツイッターアフィリエイトに関して、認証済みバッジの新規リクエストの取りやめは影響しませんが、以下のような問題が発生する可能性があると考えています。

ツイッターアフィリエイトに与える影響とは

前項までを読んでいただいた方はわかると思いますが、今後、ツイッターアカウントの購入にさらなる規制をかけてくる可能性があります。もちろん現状でもツイッターアカウントの売買は利用規約違反ではありますが、秘密裏に行われており、オールドアカウントノウハウはツイッターアフィリエイトでも有用な方法として紹介されている場合もあります。

さらに現状、シャドウバンも流行っているので、オールドアカウントノウハウは注目されている状況だと感じています。

プロキシの刺し間違えによるアカウントロックの制限

これもアカウント購入を制限するための施策としての一つかと思いますが、普段利用されている場所(IP)とは違う場所からログインされた場合のセキュリティが強化される可能性があります。

現状でも「違う場所からログインされました」のような通知は来ますが、今後対策をとられた場合、アカウントロック状態などになり、電話番号やメールアドレスなどの認証が必須になる可能性があります。

プロキシの刺し間違えはいわば、普段と違う場所からのログインと同義なので、このような状況になりかねません。プロキシの管理を今以上にしっかりする必要が出てきます。プロキシの取り扱いについてはこちらの記事もご覧ください。

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