現在、Twitterを開くと利用規約とプライバシーポリシーの改訂があるとポップアップが表示されます。
その内容と変更点、Twitterアフィリエイトにおいての対策を徹底解説していきます。
Twitterの利用規約、プライバシーポリシーが6月10日に改訂
Twitterの公式サイトに利用規約・プライバシーポリシーの更新がされています。
Twitterサービス利用規約とは
本サービス利用規約(以下、「本規約」と称します)は、当社の様々なウェブサイト、SMS、API、メール通知、アプリケーション、ボタン、ウィジェット、広告、およびeコマースサービスなどのTwitterのサービスと、本規約に関連するTwitterの他の対象サービス(https://help.twitter.com/ja/rules-and-policies/twitter-services-and-corporate-affiliates)(以下、「本サービス」と総称します)、ならびに本サービスにアップロード、ダウンロードまたは表示される情報、テキスト、リンク、グラフィック、写真、音声、動画、その他のマテリアルやアレンジされたマテリアル(以下、「コンテンツ」と総称します)にアクセスし、利用する場合に適用されます。本サービスを利用することによって、ユーザーは本規約に拘束されることに同意したことになります。
簡単に言うと、Twitterサービスを利用する際のルールであり、Twitterを利用している人はこのルールに同意して利用しなければいけないという事です。こちらがTwitterサービス利用規約となります。詳細はこちらから確認できますが、当ブログで徹底解説していきます。
2022年6月10日の利用規約・プライバシーポリシー変更はイーロンマスク氏の影響か
Twitterはイーロンマスク氏が買収しており、今後はイーロンマスク氏によりTwitter運営をされると発表されています。
今回の利用規約やプライバシーポリシーの変更はイーロンマスク氏の影響である可能性があります。
イーロンマスク氏に関する記事はこちらに詳しくまとめてあります。
Twitter利用規約、プライバシーポリシーの変更点
各項目について、どう変更されているかを下記にまとめます。
公式サイトに変更前と変更後の利用規約が載っています。そちらの「差分」を調べましたので、参考に頂ければと思います。
Twitterサービス利用規約>4.本サービスの利用で削除された文章
大きく変更されているのは「4.本サービスの利用」の部分です。まずは、削除された文章を見ていきます。
Twitterは、特定のサービスまたは機能を有料で提供する場合があります。ユーザーは、これらのサービスの料金を支払うか、これらのサービスを利用することにより、そのサービスに適用される追加の条件に同意したことになります。
ユーザーがPeriscope上でスーパーハート、コインまたはスターを利用する場合には、Periscopeのスーパーハート利用規約(https://legal.twitter.com/ja/periscope/super/terms.html)に同意しなければなりません。
Twitterサービス利用規約>4.本サービスの利用で追加された文章
次に追加された文章を見ていきます。
ユーザーは、適用される法令が明示的に許容する範囲のみを除き、本サービスの一部としてユーザーに提供されるソフトウェアの技術的制限を回避したり、ソフトウェアのリバースエンジニアリング、逆コンパイル、逆アセンブルをしたりしてはなりません。
Twitterは、特定のサービスや機能を提案することがあり、それらのサービスの追加の利用条件は、サービスをユーザーが利用することに関連して適用されます。これらの追加のサービスのいずれかを利用し、またはその対価を支払うことによって、ユーザーはそれらのサービスに適用される追加の条件に同意したことになり、それらの追加条件がユーザーとの当社の契約の一部になります。適用される追加の条件と本利用規約に齟齬が生じた場合、追加の条件が適用されるサービスをユーザーが利用している間は、追加の条件が優先します。
ユーザーが本サービスの有料機能を利用した場合、適用されるTwitter購入者の利用規約(https://legal.twitter.com/ja/purchaser-terms.html.html)に同意するものとします。
Twitterサービス利用規約>6.一般条件で変更された文章
また、項目は変わりますが「6.一般条件」にいて、以下が変更となっていました。変更点を色付きで示します。
▼6月10日からの利用規約
EU、EFTA諸国または英国に居住しているユーザーの場合には、本規約は、ユーザーとOne Cumberland Place, Fenian Street, Dublin 2, D02 AX07 Irelandに登記上の事務所を有するアイルランド法人であるTwitter International Unlimited Company (法人番号: 503351、VAT番号: IE9803175Q) の間で締結される契約です。本規約についてのご質問は、当社(https://help.twitter.com/forms)にご連絡ください。
▼6月10日までの利用規約
EU、EFTA諸国または英国に居住しているユーザーの場合には、本規約は、ユーザーとOne Cumberland Place, Fenian Street, Dublin 2, D02 AX07 Irelandに登記上の事務所を有するアイルランド法人であるTwitter International Company (法人番号: 503351、VAT番号: IE9803175Q) の間で締結される契約です。本規約についてのご質問は、当社(https://help.twitter.com/forms)にご連絡ください。
以上が追加・削除、変更点です。
Twitter利用規約・プライバシーポリシーの変更が与える影響
ここからは2022年6月10日の利用規約変更に伴う、ツイッター利用者やTwitterアフィリエイトに与える影響に関してですが、今回の利用規約変更で利用者やTwitterで稼ごうとしている人に影響があるのは以下だけだと考えられます。
ユーザーは、適用される法令が明示的に許容する範囲のみを除き、本サービスの一部としてユーザーに提供されるソフトウェアの技術的制限を回避したり、ソフトウェアのリバースエンジニアリング、逆コンパイル、逆アセンブルをしたりしてはなりません。
簡単に言うと、法的処置以外で、Twitterというサービスを解析や解明を行うことを禁じ、そのサービスを変更させないといった文章です。
イーロンマスク氏はTwitterをオープンソース化することを企んでいるところから、今回のこの利用規約を導入したのだと感じます。
Twitter利用者、Twitterアフィリエイターの中でもTwitterを技術的に解析して、利用しようとしている人がいるかもしれませんが、そちらが厳しく取り締まられるという事になります。
よく使われる手法ですがツイートを取得して、少し変更しただけの「パクツイ」などは取り締まられるイメージです。2022年6月10日からは注意していきたいところです。