今回はフォロワーよりも大事だと考えられる「エンゲージメント」についてご紹介していきます。
エンゲージメントに関しては「分析」としても使え、こちらの記事でも解説しておりますので合わせてごらんください。
ツイッターのエンゲージメントとは
一つのツイートに対しての「反応の数」をエンゲージメントと呼びます。
エンゲージメントは主に「いいね」や「RT」といった目に見えるものだと思われがちですが、それ以外にも様々なアクションがあります。
エンゲージメントに含まれるアクションとは
- メディアのエンゲージメント(要はクリック)
- リツイート
- いいね
- 詳細のクリック数
- プロフィールのクリック数
- ハッシュタグのクリック数
- リンクのクリック数
- 返信(リプライ)
- アンケートの投票数
上記の画像で計算してみると「エンゲージメント総数」の101,240は下記項目すべての数の合計になってることがわかります。(80412 + 12794 + 5230 + 1875 + 691 + 124 + 90 + 24 = 101,240)
エンゲージメント率とは
簡単に言うとツイートが表示された回数とアクション数の割合を示すものです。
よって、計算式は以下のようになります。
インプレッションは「ツイートが見られた数」ではなく、「ツイートが表示された数」です。この見られたと表示されたは大きく違います。
簡単に言うと、そのツイートが認識(目視)されていなくても表示されたら、「1」とカウントされます。
このインプレッションの仕様は分析する際などに重要になってきますので覚えておきましょう。
エンゲージメント率の確認方法
ツイート毎の「ツイートアクティビティ」から計算することも可能ですが、アナリティクスを利用して確認することも可能です。
●アナリティクスをクリック
Twitterエンゲージメントをあげるメリット
エンゲージメントが高いツイートは以下のようなメリットがあります。
- アカウントの質が高く見える
- タイムラインに表示されやすくなる
- ツイッターに優良アカウントと認識される
各項目を解説していきます。
『いいね』や『RT』の数はアカウントの強さを示す指標
エンゲージメントの指標として、アカウントの所有者以外が見れるのは『いいね』と『RT』、動画であれば再生数、アンケートであれば票数です。
基本的には「インプレッション」は他のユーザーからはわからない数値で、他のユーザーとしては『いいね』と『RT』の数でツイートの質、アカウントの強さを判断します。
フォロワーが1万人いて、いいねが0件のツイートと、フォロワーが100人だけど、いいねが50件つくツイートをするアカウント、どっちが強い(質が高い)かなんて言わなくてもわかりますよね。
エンゲージメントが高いツイートはタイムラインの上部に表示される
いつも見ているタイムラインですが、時系列に並んでいないのをご存じでしょうか。
これは「ツイートのエンゲージメントの高さ」が関係しています。
リツイート(RT)はもちろんですが、最近のツイッターでは「いいね」でもタイムラインに表示されることがあります。いいねはすべてタイムラインに表示されるわけではなく、重要なツイートと認識されたツイートのみが表示されます。
重要なツイートと判断される要因は、エンゲージメントの高さが重要だと言われています。
エンゲージメントの高さにより優良アカウントと認識される
タイムラインの関係と話は近いですが、エンゲージメントが高いとTwitter社に優良アカウントと認識され、『いいね』でのタイムラインの表示や検索時のタイムラインの表示にひっかかりやすくなります。
アカウント自体が優良と認識されることで、ツイートしただけでもフォロワーにプッシュ通知が行くようになったりします。
Twitterエンゲージメントを高める方法をいくつかご紹介
簡単にエンゲージメントを高める方法をご紹介します。
- ツイートする時間帯を考える
- 画像ツイートは3枚以上で行う
- いいね戦略を行う
一つ一つ解説していきます。
ツイッター利用者のアクティブな時間を考えツイートする
エンゲージメントを高めるにはツイートを見てもらわなくてはいけません。ツイートを見てもらうためには多くの人がツイッターを開いている時間にツイートをする必要があります。
そのためには人間の生活サイクルを考えると簡単です。
- 朝:通勤時(7時~8時)
- 昼:お昼休み時(12時~14時)
- 夕方:退勤時(17時~18時)
- 深夜:睡眠直前(23時~1時)
ツイッターを利用している方はわかると思いますが、案外ツイッターって「暇つぶし」の道具なんですよね。
なので、家でテレビを見てる時間や友達と遊んでる時間、飲みに行ってる時間などは全く見ないと言っても過言ではありません。
少し空いた時間や、暇な時間に見るものです。
上記の時間を意識して、上記の時間に1ツイートずつするだけでもエンゲージメントを高めることができます。
画像付きツイートをするだけでも効果がある。3枚以上がおすすめ
例として、このツイートを見てみてください。
宇髄さま
イケメン遊郭編めちゃくちゃ面白いよね🥺❤️❤️
あれ、わたしのアカウント名
イノシシのヤローに
似てるな🐗🔥#鬼滅の刃 pic.twitter.com/Zw3LbY2Ppw— いおすけ@ブログやってます(更新頻度少なすぎてやってないに等しい) (@i0suke_blog) March 12, 2020
このツイートには3枚の画像が添付されています。1枚は大きく表示され、2枚目、3枚目は小さく表示されます。
ここでみなさんに質問です。「クリックしたくなりませんか?」
もちろんこれは、画像の種類にもよるかと思いますが、1枚大きくて、2枚目、3枚目が小さかったりするとクリックしたくなるものなんですよね。
例えば、逆にこのツイートは、1枚で完璧に完結しているので、クリックせずとも理解できちゃいますよね。
AARRRモデルの最終段階は収益化。
さて、何を売りましょうかね?
ブログhttps://t.co/d9LaY5Z2eZ#ブログ初心者 #ブログ書け pic.twitter.com/tThdSOLutd
— 七堂結衣🧸新人Vtuber (@shichidoyui) March 12, 2020
ツイートした後には今までのツイートにいいねをくれた人にいいねを返す
例えば、自分がツイートしても、そのツイートしたことを認知してくれないとエンゲージメントどころかインプレッションもしてくれません。
そのために、ツイートした後は「いいね戦略」を使うことをおススメします。
具体的にいいね戦略を紹介します。
- 例えば朝にツイートAをします
- ツイートAには10の『いいね』がついたとします。
- 昼にツイートBをします。
- ツイートBの直後、ツイートAに『いいね』をくれたアカウント1個1個の最新ツイートに『いいね』を返す
- これをツイートのたびに繰り返す
上記『④』を行うことで、その方々には『いいね』の通知が行きます。
通知が行けば、気になってそのアカウントの様子を見に来ますよね。そしたら、ツイートBを見てもらえるかもしれないというわけです。
エンゲージメントは高めるだけが全てじゃない。意味を理解すること
今までは、エンゲージメントは素晴らしい!エンゲージメント率を高めることが正義!と解説してきましたが、実はそういうものではありません。
エンゲージメントの一つ一つの意味を理解する必要があります。少し説明いたしますね。
プロフィールのクリック数とエンゲージメント
上記の計算式は「ツイート、ないしアカウント名にどれだけ興味を持てたか」を示す数値です。
まず、アカウント名の大事さを知らない方は、こちらの記事を最初に見てください。
ツイートやアカウント名で大事なのはプロフィールまで来てもらう事です。もしこの数値が低いのであれば、アカウント名などの変更をお勧めします。
メディアのエンゲージメントとハッシュタグのクリック数
この数字は、このツイートを見て、すぐさま違うツイートに移動してしまった割合を指します。
この数字は極力少ないほうがよいです。ハッシュタグの利用はいい面もありますが、悪い面もあります。
ハッシュタグに関しての記事はこちらにありますので、ぜひ読んでみてください
つまり、エンゲージメント総数を高める際に「ハッシュタグのクリック数」が高まれば高まるほど、それはツイッターアフィリエイトをやるうえではいい数字とは言えないのです。
一概に、エンゲージメント率が高ければいいというのは間違いだという事をここで理解してください。
結局、エンゲージメントをあげるために何をすればいいのか
無償のGIVEをすることです。このGIVEにはいろんな意味があります。
- 有益なツイートをすること
- こちらから『いいね』や『RT』、『リプライ』など、エンゲージメントをあげることをする
自分には何をできるのかを考えましょう。その結果、エンゲージメントは自然とついてきます。