「Twitterアフィリエイトは稼げます」とうたい、情報商材を売りつける手法があります。
Twitterアフィリエイトは稼げるのは間違いではないですが、手法によっては「詐欺」になりかねません。また、真面目にTwitterアフィリエイトをやってる人が損をする手法があります。
それが「インセンティブ手法」、「インセンティブ訴求」と呼ばれるものです。
今回はそんなTwitterアフィリエイトの闇。絶対に手を出してはいけない「インセンティブ手法・訴求」について解説していきます。
なお、YouTubeチャンネルにて聞き流しを行うこともできますのでお忙しい方はこちらからどうぞ。
Twitterアフィリエイトでのインセンティブ手法はなぜ悪なのか。
Twitterアフィリエイトでのインセンティブ手法・訴求はなぜ悪いのかをアフィリエイトの仕組みから解説します。
アフィリエイトのビジネスモデルを理解する
上記のように広告主(クライアント)さんの売上の一部をアフィリエイターが頂戴するというビジネスモデルです。つまり、広告主(クライアント)が稼げていないとアフィリエイトは成り立ちません。
インセンティブ手法・訴求とは
そして、今回のテーマ「インセンティブ手法・訴求」について
※インセンティブ手法・訴求自体は立派な手法として存在します。なので「インセンティブ手法自体が悪」なのではありません。
インセンティブ手法・訴求は物々交換のようなイメージをもってもらえるとわかりやすいかもしれません。
インセンティブ手法・訴求をASPが禁止する理由
ASPではTwitterアフィリエイトでのインセンティブ手法・訴求を禁止しています。それはなぜかというと、広告主(クライアント)さんが求めてる集客ができないからです。
下記に例を挙げて解説します。これがインセンティブ手法・訴求が悪という実態です。
宣伝(広告)するサービスが「アプリ」だったとします。広告主は成果地点を計測しやすい「ダウンロード数」にします。しかしながら、実際のところ広告主は「ダウンロード数」を稼ぎたいわけじゃなく、アプリ内で課金してもらい、売上をあげたいのです。
インセンティブ手法・訴求はこの「アプリでの売上」を無視した、「ダウンロードさえしてくれたら、100円あげるよ」といったような手法です。このような訴求でアプリをダウンロードした方はすぐにアプリを消してしまいますし、当然、アプリ内で課金し、売上があがることもありません。
先ほども記述した通り、アフィリエイトは広告主が稼げて成立するビジネスモデルです。広告主とアフィリエイターがWINWINになっていない「インセンティブ手法・訴求」は禁止されていますし、Twitterアフィリエイトでの悪と言えるのです。
Twitterアフィリエイトにおけるインセンティブ手法は詐欺?
上記のような「ダウンロードさえしてくれたら、100円あげるよ」というのが詐欺かどうかという議論がよく繰り広げられてますが、議論が誤った方向で考えられていることが多いです。
- 実際に100円あげてるから詐欺じゃない!
- ダウンロードが確認出来たら、しっかり報酬あげている!
違うんです。アフィリエイターとサービス利用者との間の詐欺、詐欺じゃないは実際に報酬をあげていれば問題ないですし、あげている人が多いと思います。そこが論点ではありません。
詐欺かどうかについてはASPや広告主とアフィリエイターとの間の話です。
実際に詐欺罪になるかどうかはわかりません。ただ、広告主さんはそんなお客さんを望んでいませんし、ASPさんはインセンティブ訴求・手法を禁止してます。
そんな中、インセンティブ訴求・手法を繰り返しているアフィリエイターがいたら、それは詐欺罪に当たるかどうかは置いておいても、いい気はしませんよね。
Twitterアフィリエイトのインセンティブ手法の闇を暴露した理由
今回、思い切って闇を暴露したのは、このようなインセンティブ手法・訴求がはびこってしまうと、僕たちのように真面目にTwitterアフィリエイトをやっている人に悪い影響が出てしまうからです。
- Twitterアフィリエイト自体に悪い噂が流れ、Twitterアフィリエイトの雰囲気が悪くなる
- 広告主(クライアント)やASPさんがTwitterアフィリエイトに仕事をおろさなくなる
また、Twitterにお金をかけていた、広告主(クライアント)さんやASPも「狙っている客層を連れてこれないTwitterアフィリエイトにはもう仕事を頼まないようにしよう」となることも前項の解説からわかると思います。
Twitterアフィリエイトの長続きのためにも、また、自身の成長のためにもインセンティブ手法・訴求は今すぐやめることをおすすめします。
Twitterアフィリエイトでインセンティブ訴求しないほうがいい理由
「じゃあ電子くんたちもインセンティブ手法・訴求で稼げばいいじゃん」という人もいるかもしれません。
僕は絶対にやりませんし、今後もやるつもりはありません。理由は以下です。
- Twitterアフィリエイトの存続のため
- 自身の収益を長期的に確保するため
- 自身のスキルアップ、成長につながらないため
Twitterアフィリエイトの存続と長期的な収益について
前項でも述べた通り、広告主(クライアント)の売上の一部をいただくという形がアフィリエイトです。
例えば、広告主(クライアント)とアフィリエイターの契約として、1ダウンロード100円の報酬がアフィリエイターに支払われるという契約だったとしましょう。
アフィリエイターはインセンティブ手法・訴求でダウンロードしてくれたら50円あげるよと言って、お客様を連れてきたとしましょう。今回1万ダウンロードがあったとします。1万回ダウンロードが増えましたが、当然、お客様は課金をしません。
課金をしないため、広告主(クライアント)の売上は0円です。にもかかわらず、アフィリエイターには10000ダウンロード×100円=1,000,000円の報酬が入ります。
つまり、広告主(クライアント)は収益=-1,000,000円、アフィリエイターは収益=1,000,000円-(50円×10,000)=500,000円となります。
これでは広告主(クライアント)はサービスを存続できませんよね。という事は、アフィリエイターはこの広告主(クライアント)から仕事を受けることがもうなくなるのです。
短期的な売上を得ることができたかもしれないですが、広告主(クライアント)を一つ失ったことになりますし、Twitterアフィリエイト全体の評価が落ちて、Twitterアフィリエイトへの制約(上限付きなど)が増えてしまうことになり、Twitterアフィリエイト自体の寿命を縮めることになります。
そんなことを自らするような、目先の利益に特化するようなTwitterアフィリエイトを行う気は一切ありません。
Twitterアフィリエイトの自身のスキルアップや成長
インセンティブ手法・訴求は「〇〇したら△△あげるよ」というただの「ぶつぶつ交換」です。これではビジネスとしてのスキルや自身の成長はありません。
Twitterアフィリエイトは「広告文の試行錯誤」や「クリエイティブの試行錯誤」、「商品(サービス)のリサーチ」、「ターゲットのリサーチ」など、自身のスキルアップと収益が絡み合うビジネスです。
試行錯誤することで、ライティング技術やクリエイティブ、リサーチ能力などが磨かれ、自身が成長していくことやスキルが身につくことが実感できます。
インセンティブ手法・訴求はある意味そのような「成長やスキルアップ」を無視した状態での「作業」になる為、仮にTwitterアフィリエイトから違うビジネスに転向することになったときに何も残りません。
せっかくビジネスに時間をかけるんです。自身の成長と共にお金を稼いで、スキルアップしたほうがいいに決まってます。
僕としては、成長やスキルアップこそが人間の醍醐味だと思っています。そのため、絶対にこれからもインセンティブ手法・訴求に手を出すことはありません。
Twitterアフィリエイトでインセンティブ訴求は全額没収?
前項でも述べたようにASPではインセンティブ手法・訴求を禁止しています。それに伴い、報酬が全額没収されるケースもあります。そちらについてはこちらの記事で解説をしていますので、ご覧ください。